日本語を話せる審査員求ム!『ドリームマッチ』


『ドリームマッチ』、さすがに豪華なメンバーだった。


実は私が1番楽しみなのは、最初の相方選びプロポーズ大作戦
「へ〜、この人はこの人を認めてるんだ〜」というのが判明する瞬間。


ただ、、、メンツを見た時から心配事が。
ハリセンボンだ。
別に普段バラエティで見る分には何も思わないけど、正直、M-1は最悪だった。
決勝まで来られなかった人達に合わす顔無いんじゃね?と思うほど。
M-1は私も審査員になった気分で点数をつけながら見ていたのだが、
その点(=ハリセンボン最下位)では、紳助/松ちゃん/上沼/リーダーと一緒でした。
前々からその面白さに疑問があったところのM-1だったし、
年末の『芸人大喜利王決定戦 IPPONグランプリ』のはるかも
発言が滅法少なく実力不足が露呈していた。
だから<ハリセンボンを指名する人はいるのか?>と心配だったのだ。


案の定。


春日はキャラが濃い分、敬遠する人が多いのは当然でしょう。でも、
<もしや、、、
 春日はアクが強いが、ハリセンボンはそのアクが欲しいはず。
 きっと自分らでどうしようもできない部分を埋めようと画策し、
 春日を指名するのではないか?>と思ったら、、、


案の定。(いやいや、ホントに思ったんだもんね)


残り何人かになったところでもハリセンボンは春日にフラれ、
「こっちだって究極の選択なんだからね!」と強がっていたが、
オイオイ、おめーら最初っから春日ばっか指名してたんだろーがよ!


でも売れ残ったと言われていた人の中にも、
たまたま想う人と相思相愛になれなかっただけで、
指名はされていた人はいたはずだ。
だがハリセンボンは可哀想だが違うと思う。
(あの岩尾の絶叫にもそれが表れて・・・)
出水の「余り物とは思えない奇跡の組み合わせ!」というコメントも寒さを増した。
合掌。


コカドがジュニアを射止めた時の、
「お〜〜〜高嶺の花をオトしたの〜〜〜」的どよめきに笑った。
コカドは勇気あるなぁ。
でもコンビ組めた時点で優勝決まったようなもんだし(後述)、チャレンジ勝ちだ。


ところで、ハンサム徳井の「はにかみ顔」には定評があるが、
後藤と想いが通じた時の顔の、"女心をくすぐるぶり"は半端じゃなったこともつけ加えておきましょう。
(録画した女子は是非もう1度見返して下さい)


ちなみに、チュートもフットも好きだけど、熱狂的に好きなわけではなく、
出演してた他の芸人さんとそう大差はないはずなのに、
コンビで出てくる時に1番、このコンビにワクワクしている自分に気づきました。
大好きなオードリーを差し置いて。


しっかしだなー、
声を大にして言いたいのは、審査員なんとかしろよっ!
もうちょっとまともなコメント言えるヤツ揃えてくれ。
そんでもってこいつらが審査して決めるかと思うと浮かばれん。
大御所枠=志村と、マツコ枠=マツコはいいから、
ISSAと健と春馬ときいを4→1にするべき。
大体アイドル枠は1人でじゅうぶんでしょ。
(スポーツ枠=桃子とモデル枠=西山はセーフ)
M-1クラスを揃えろとは言わないけど、あまりにコメントがヒドかった。


特筆すべきは東京03
ずーっと前から、彼らのネタはコントというより寸劇だと思っていた。
今は見ることもなくなった『エンタの神様』を見ていたずーっと前、
東京03は必ず見て、小梅太夫は必ず消していた。
短い時間なのに登場人物の感情の機微とか、微妙な人間関係が絶妙に描かれていたりして、
職人の仕事だな〜と思っていた。
いやホント、キング・オブ・コントで優勝したから言うのではなくて。
今日のネタも、すっかり<ドラマ>だった。
感心?感動?しちゃいました。
たしかに、けんの言うように笑いは若干少なかったけど。
だからいつか彼らのお芝居を見てみたい。


最後にドリームマッチの結果についてひとこと。
今までもだけど、”大御所びいき”みたいなのもうやめないかなー。
今回でいうと、(少しニュアンスは違うけど)ジュニア。
傑出したコンビがいない時の逃げ道なんだろうけど、
「この人が出たからには優勝させないと、、、ねぇ?」
みたいな空気があるように思えてならない。
去年の伝説コンビに代表されるように。(「夢で逢えたら」大好きな私でもどうかと)


話のついでに、ジュニアの持ち上げられように、ひく私。
面白いよ、面白いけど、いつからなの?あの全国的なVIP扱いは。
やっぱり『すべらない話』発信?
ロンハーの格付けでも、いつもいい評価。
喋りがうまいって、人格までもを大きく見せられるんスねー。
ジュニアはいろいろ確信的なところがキナ臭くはあるが、
最近のマリエとの件(くだり)は好きです。
くっつけー。


それにしても木下・井上ペアが準優勝って、そりゃないでしょ。
(話がドリームマッチに戻ってる)
残念ながらケンコバ/春日でもないですけどね。


おしまいにしようと思ったら、ここで重大情報が!
上で書いていることが、1つ間違ってて、1つ当たっていた。
オードリーがオールナイトニッポンの中でドリームマッチに言及していて、
春日はケンコバをずっと選んではいたが、1度だけハリセンボンを押したそうだ。
ふえ〜。ものずき〜。
そして若林は、"河本/友近/ジュニア/(富澤)”の誰かと組みたかったそうだが、
「やっぱりジュニアさんに行くのは勇気いる」から控えたそうだ。
だよねだよね。


私がドリームマッチでプッと笑ったのは、
散々上からモノを言った”小木じらし”が、
自分に矛先が向いた瞬間に思わずもらした「ヤバい!」です。