どっちが観たいか?〜多襄丸とカムイ
映画館で、同じような予告編を続けて見せられると、
逆相乗効果で観る気がダウン。
そんなこと、みなさん無いですか?
先日私はそれがあった。
「TAJOMARU」の後に「カムイ外伝」。
ずっと画面は茶色。
2つめがはじまった時、正直「またかよ」と思ってしまった。
映画の予告編は、本来の上映映画(の内容)によってつける予告編が組まれる。
(全てがそうではなくいろんなシガラミに左右されることも多いが、
効率的な宣伝をするという意味で、
上映映画と似た傾向のもの、
その上映映画の客層が好みそうなもの、を選ぶ基準とする)
その時私が観た映画は軽い恋愛モノだったので、
20代女子〜アラフォー女子が主な観客だと思われ、
それで安易にイケメンをセッティングされたのだろうが、、、
両方を見られた方、どっちの映画を「観たい」と思いましたか?
主人公を演じるのはそれぞれ小栗旬に松山ケンイチ。
どちらも若い女性に人気(なんでしょう?)の役者さん。
映画はどちらも(一応)時代劇。
予告を見ると2人とも吠えまくり。
ロマンスもあり。(かたやロマンスが現実な分、観る側は冷めます)
そしてどっちも茶色。(←押すとこじゃない)
わたしは、「カムイ外伝」に1票。
実際観るか観ないかはおいといて、比較問題で。
原作マンガも小さい頃読んでるし。
異色時代劇だかなんだかしらないけど、
「TAJOMARU」はヘンチクリンが目白押しな予感が。
流れる音楽はデッド・バイ・サンライズにB'zだし、
(こういう<異色の><スタイリッシュさ>がウザくてヤダ)
旬が言うセリフ、「阿古、オレを好きか?」も、
月9でやってくれ、って感じ。
どうやらイチオシコピーが「女を捨てない」らしいのだが、
そんな話だとしたらペッラペラやん。
実際の内容がもし違って深いイイ話だったとしても、
こう思われちゃったら最後。予告逆効果!
結局は内容で人を集めようとしておらず、小栗頼みで、
小栗目当ての女子だけ来てもらえればいいのか?ワーナー。
「カムイ外伝」も心配がないわけじゃありません。
大きな声では言えませんが、ピデピデの演技。
そんなわたしが観たい、この秋注目の男子系映画は、
小出恵介主演の「風が強く吹いている」です。
三浦しをんの原作が大好きなのですが、
小出恵介は走っている姿が綺麗で颯爽としていてハマリ役。
超美男子ってわけではないのに、
今やってるジョージアCMのガテンな格好も一段とステキっす、、、。
ポゥ〜。
ただ、片瀬ねぇさんは妖艶ではあるけれど、
腰の幅が無い分くびれが減り、寸胴に見えてしまうのが残念です。
あ、すっごい逸れました。